群馬vs北海道|両チームは前節連敗、北海道は力強いアタックで群馬を追い詰めたい
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第11節
群馬クレインサンダーズ vs レバンガ北海道
今シーズンはまだ連敗のなかった群馬クレインサンダーズが、前節ホームで連敗を喫した。名古屋ダイヤモンドドルフィンズに対し、GAME1はターンオーバーやファウルトラブルで苦しみ78-92で敗戦。
トレイ・ジョーンズが今シーズン2度目の30得点をマークしたGAME2は、第4クォーターに一時逆転したものの、相手オフェンスを止めきれず79-85で敗れた。2試合で犯したファウルは計51個で、リーグで3番目の多さという弱点が顕著に出た。
レバンガ北海道も前節は信州ブレイブウォリアーズに連敗。今シーズンは得点が伸びる試合が比較的多いが、GAME1は今シーズン最少の55得点、GAME2も65得点と相手のディフェンスを突破できなかった。ターンオーバーはGAME1で10個、GAME2で7個と少なかっただけに、フリースローも含めたシュート成功率が低かったのが痛かった。アレックス・マーフィーが復帰し、GAME2で今シーズン最多の18得点を挙げた点は好材料と言えるだろう。
北海道としては群馬のファウルの多さを突きたいところだが、前節は2戦とも15本のフリースロー試投で成功が8本止まり。まずはペイントエリアに力強くアタックして試投数を増やし、その上で成功率も伸ばしたい。特に相手のインサイド陣をファウルトラブルに追い込むこともできれば勝機が広がってくる。強気に攻めることが最も重要だ。
文=吉川哲彦
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