富山vs宇都宮|連敗ストップを目指す両軍、富山は若手が勝利を呼び込めるか
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第10節
富山グラウジーズ vs 宇都宮ブレックス
富山グラウジーズは前節、名古屋ダイヤモンドドルフィンズに2連敗を喫した。ターンオーバーからの失点が目立ち、GAME1は72-91、GAME2は81-93で落とした。敵地で連敗となったもののジョシュア・スミスが復帰し、インサイドで存在感を発揮したほか、小野龍猛が3本の3ポイントシュートを決めるなど明るい材料もあった。
堅守の宇都宮ブレックスを相手に、ホームで連敗ストップに挑む今節。期待したいのは若手の力だ。前節はGAME1で飴谷由毅が6アシスト、GAME2では浦野泰斗が4アシストを記録。昨シーズンの王者に対しても持ち味を発揮できるかが勝利へのカギとなるだろう。
宇都宮も前節は連敗を喫した。横浜ビー・コルセアーズの河村勇輝に活躍を許し、GAME1を77-87で落とすと、GAME2は72-73で逆転負け。ディフェンスを修正できたものの、オフェンスのミスから流れを持っていかれ、第4クォーターの勝負所ではガード陣とビックマンの連係ミスが響いた。
宇都宮としては、富山戦に向けてオフェンスを立て直したい。富山のゾーンディフェンスに対してバランス良く攻められるかがポイントとなるだろう。前節多かったターンオーバーからの失点を減らすためには、的確な状況判断が必要だ。
文=大橋裕之
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