信州vs北海道|強い結束力で勝利を目指す信州、サイモンの3ポイントが必須
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第10節
信州ブレイブウォリアーズ vs レバンガ北海道
今節の信州ブレイブウォリアーズは、年に一度となる松本市総合体育館での2連戦。厳しい台所事情ではあるが、高い結束力でホーム連勝を目指す。
敵地で行われた京都ハンナリーズとの前節、信州は1勝1敗で終えた。GAME1で生原秀将と岡田侑大が負傷するアクシデントが発生し、8名のロスターかつポイントガード登録の選手が不在という状況だったがGAME2で競り勝ち、12月7日の天皇杯4次ラウンドでもアルバルク東京を撃破した。この2勝は、タフな日程とチーム事情のなかで戦う選手たちにとっても、モチベーションやコンディションを維持するうえで非常に大きなものになったに違いない。
コートに立つ選手には引き続きプラスアルファの働きが求められるが、得点面ではサイモン拓海がジョシュ・ホーキンソンをサポートできるかがポイントになるだろう。サイモンは京都とのGAME2で15得点、天皇杯では17得点をマーク。2試合続けて加入後最多得点を更新した。最大の武器である3ポイントシュートも2戦合計で8本沈めており、今節も持ち前のシュート力が問われる。
信州が迎え撃つのは、レバンガ北海道。北海道も前節滋賀レイクスと2日間にわたって競り合い、星を分け合った。滋賀戦ではショーン・ロングが2戦合計55得点をマーク。ロングは昨シーズンの信州戦でもゲームハイとなる得点を挙げているだけに、ブロック・モータムとともに得点源となれるか注目だ。ただ、チームとしては昨シーズン2連敗した借りを返さなければならない。信州を上回る気持ちのこもったディフェンスで主導権を握りたい。
文=小沼克年
関連動画
関連リンク