滋賀vs三河|新アリーナこけら落としの滋賀、マーティンを軸に連勝を目指す
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第10節
滋賀レイクス vs シーホース三河
「10」まで伸びていた滋賀レイクスの連敗がようやく止まった。
レバンガ北海道とのGAME1は第3クォーターに劣勢に立たされたが、第4クォーターに川真田紘也の連続得点などで猛追。残り27秒の時点で7点差をつけられていたが、ここからも追い上げ、テーブス海の同点3ポイントシュートで延長に突入。延長戦ではデイビッド・ドブラスと狩野祐介が活躍し、会心の勝利を手にした。GAME2もチャンスがあっただけに、4点届かなかったことが惜しまれる。
前々節に連敗を「5」で止めたシーホース三河。サンロッカーズ渋谷と対戦した前節はGAME1で勝利を収めた。第1クォーターの出遅れを第2クォーターに盛り返すと、その後は終始接戦となって40分で決着がつかず、ダバンテ・ガードナーの攻防にわたる活躍で延長戦を制した。
しかし、今シーズン初の3連勝を狙ったGAME2は第2クォーターに失速し、そのまま劣勢をはね返せず20点差の黒星。浮上のきっかけをつかみきれず、順位は前々節終了時の中地区6位から変わっていない。
滋賀は前節GAME1で32得点15アシストのテーブスに加え、ケルヴィン・マーティンも2戦計51得点32リバウンド14アシスト6スティールと圧巻の活躍を見せた。滋賀ダイハツアリーナのこけら落としとなる今節は、マーティンを軸とした戦い方で新しい姿を披露したい。連勝すれば三河に星1つの差に迫るだけに、今節の重要性は高い。
文=吉川哲彦
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