広島vs新潟|新潟は連敗を14でストップ、連勝したい広島はリバウンドに要注意
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第10節
広島ドラゴンフライズ vs 新潟アルビレックスBB
広島ドラゴンフライズは前節大阪エヴェッサと対戦。連勝しておきたいところだったが、GAME2で痛恨の黒星を喫した。
勝ったGAME1も決して内容が良かったわけではなく、3ポイントシュート成功率が22.7パーセントと低調だったうえ、リバウンドも31本止まり。GAME2もアウトサイドシュートとリバウンドを改善できず、敗れてしまった。勝率で名古屋ダイヤモンドドルフィンズに並ばれ、島根スサノオマジックとも並走しているが、順位は西地区4位に後退。踏みとどまるためには、今節で連勝が必要だ。
新潟アルビレックスBBは開幕戦以来15試合ぶりとなる勝利を収め、連敗に終止符を打った。第2節の滋賀レイクス戦と同様、前節の仙台89ERS戦は2戦ともオーバータイムという激戦。敗れたGAME1は残り15秒、勝ったGAME2は第4クォーター終了と同時に木村圭吾の得点で追いつくという展開だった。
ロスコ・アレンを欠く中、GAME1では杉本天昇、GAME2では綿貫瞬が10リバウンドをもぎ取ったことも好材料。指揮を執るコナー・ヘンリーアドバイザリーコーチの戦略次第では、ここから白星を伸ばすことも考えられる。
前節に限れば、3ポイントシュート成功率とリバウンドは新潟に分があった。サイズで上回る広島としては、特にディフェンスリバウンドをしっかり確保しなければならない。注意が必要なのは、リバウンドも安定しているコフィ・コーバーンとオフェンスリバウンドが得意な綿貫だ。
文=吉川哲彦
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