名古屋Dvs富山|名古屋Dは効果的に3ポイントを沈めたい、富山は飴谷由毅に注目
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第9節
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 富山グラウジーズ
名古屋ダイヤモンドドルフィンズは前節、10勝3敗どうしで迎えた琉球ゴールデンキングスとの一戦で黒星を喫した。第2クォーターで9-22とペースを握られ、2ケタ点差を追いかける展開に。
最終クォーターは開始から齋藤拓実が連続得点を挙げて猛ラッシュをかける。残り2分59秒時点で1点差まで詰めたが、試合をひっくり返すあと1本が出ず、66-70でタイムアップした。強みである得点力、アシスト、3ポイントシュート成功率はいずれもチーム平均を下回り、琉球ディフェンスに抑えこまれた。
名古屋Dは今節もドルフィンズアリーナでの試合。迎え撃つのは富山グラウジーズだ。富山は前節信州ブレイブウォリアーズをホームで破り、連敗を「3」でストップ。第7節に続き大黒柱のジョシュア・スミスが欠場となったものの、4本の3ポイントシュートを沈めたコーディ・デンプス、15得点14リバウンドを挙げたブライス・ジョンソンを中心に各選手が役目を果たし、9点差で振り切った。
富山はゾーンディフェンスを敷いてくる時間帯があるため、名古屋Dとしては3ポイントシュートの精度を上げて本来の得点力を取り戻したいところ。直近2試合で11分の3と精彩を欠く須田侑太郎の奮起に期待だ。
一方の富山は、信州戦に続き全員のハッスルが求められる。なかでも注目は飴谷由毅。193センチの高さと運動能力を生かして攻防を活性化させ、時には相手の司令塔・齋藤を封じる役目も担ってほしい。
文=小沼克年
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