京都vs信州|連敗中の両軍、ホームの京都は水野幹太が存在感を発揮できるか
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第9節
京都ハンナリーズ vs 信州ブレイブウォリアーズ
現在6勝8敗の京都ハンナリーズと、5勝9敗の信州ブレイブウォリアーズが京都市体育館で対戦。ともに連敗脱出がかかるだけに、GAME1から白熱した展開が繰り広げられそうだ。
京都は前節、ホームで広島ドラゴンフライズと対戦した。この試合は久保田義章が欠場し、代わりに小西聖也が初のスターターに。広島相手に前半を終えて4点ビハインド、最終クォーターを前に48-55と食らいついたが、逆転することはできず7点差で競り負けた。
この日はジェロード・ユトフが27得点13リバウンド、シェック・ディアロが21得点12リバウンドをマーク。開幕から攻防両面でチームを引っ張る選手が好パフォーマンスを見せたが、白星獲得へはやはり日本人選手の活躍が必要不可欠。なかでも期待したいのは、広島戦で7アシストを記録した水野幹太だ。信州との試合では自らのゲームコントロールと得点でチームをけん引し、相手の堅い守りを打ち砕く立役者となれるか。
一方、前節の信州はアウェーで富山グラウジーズと対戦し、11月25日に加入が発表されたウィリアム・モズリーが先発でデビュー。試合は第3クォーターにペースを握って一時逆転に成功したが、最終クォーターでは24-12と再び引き離され9点差で試合を落とした。
信州としては、試合の入り方とオフェンス面を富山戦から改善しなければならない。特に3ポイントシュート成功率は現在B1で最も低い数字となっているだけに、サイモン拓海や地元での試合となる岡田侑大のシュート力が問われるだろう。
文=小沼克年
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