大阪vs滋賀 | 下位脱出へ負けられない両軍…大阪は古巣対決のオマラに注目
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第8節
大阪エヴェッサ vs 滋賀レイクス
大阪エヴェッサは、前節群馬クレインサンダーズに2連敗。カイル・ハントを欠きながらもリバウンド争いで互角を演じたが、GAME1は73－80、GAME2は75-90で敗れた。20個近いターンオーバーが足を引っ張った格好だ。ディフェンスで粘り強く戦える時間帯もあっただけに、1試合通して集中力を維持することが求められる。
今節、ホームで迎え撃つのは西地区最下位の滋賀レイクス。同7位の大阪にとって下位脱出に向けて負けられない相手だ。滋賀は激しいディフェンスから速攻を繰り出すため、ミスは禁物だ。古巣戦となるショーン・オマラ、前節GAME2で今シーズン最多16得点を挙げた橋本拓哉に注目が集まる。
一方、滋賀も9連敗ストップへ譲るわけにはいかない。前節の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦ではGAME1こそ55-98で大敗したが、GAME2は得意の速攻から22得点を挙げ、3ポイントシュートも31本中13本を決めるなど奮闘。82-104で敗れたが、狩野祐介やテーブス海、ケルヴィン・マーティンが2ケタ得点をマークした。
ただ、ミスマッチを突かれ苦戦する場面も多かった。久しぶりの勝利へは、ゴール下で相手に対抗することがポイント。古巣戦となるデイビッド・ドブラスはファウルトラブルを回避してコートへ立ち続け、オンザコート1の時間帯はゾーンディフェンスを駆使したい。森山修斗や川真田紘也らの活躍が求められる。
文＝大橋裕之
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