茨城vs仙台 | 勝率で並ぶ茨城と仙台がB1で初対決…茨城はオフェンス復調なるか
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第8節
茨城ロボッツ vs 仙台89ERS
茨城ロボッツは前々節のサンロッカーズ渋谷戦に続き、前節のアルバルク東京戦も敗れ、連敗が「5」に伸びた。
A東京とのGAME1は第1クォーターと第4クォーターでいずれも10得点に封じられ、今シーズン最少の56得点。山口颯斗が13得点と奮起したが、他が続かなかった。GAME2は外国籍選手と帰化選手に得点が偏り、日本人選手はわずか7得点と課題の多い週末となった。
一方、仙台89ERSは川崎ブレイブサンダースと対戦。第1戦はわずか6点差での敗戦を喫したものの、第2戦は8点ビハインドで迎えた第4クォーターに31得点を挙げて逆転勝ち。外国籍選手3人で計19アシストとパスがよく回り、相手のディフェンスを崩した。
また、ディフェンスに定評のある小林遥太が第1戦で10得点9アシスト、第2戦で17得点とオフェンスでも貢献度が高く、チームをけん引した。
東地区での順位が入れ替わったが、勝率では現在並んでいる両者。勝ったほうが一歩前に出る今回の対戦は、B2でもしのぎを削った間柄ということもあって激戦必至だ。茨城はオフェンス、仙台はディフェンスという本来の強みをどこまで発揮できるか。特に茨城のオフェンスが勝敗のカギになる。
文＝吉川哲彦
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