北海道vs千葉J | 北海道はオフェンスに好感触…ロングとモータムが千葉Jに牙をむく
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第8節
レバンガ北海道 vs 千葉ジェッツ
前々節にホームで連敗してしまったレバンガ北海道。アウェーで戦った前節サンロッカーズ渋谷戦で1勝し、東地区最下位を脱出した。
第1戦の開始約2分半で13-2と先手を取ると、32得点のブロック・モータムを中心に得点を重ねてハイスコアゲームを制した。第2戦は第3クォーターの28失点が響き、終盤の追い上げも実らず5点差で敗れたが、アレックス・マーフィーに加えてドワイト・ラモスも欠く中での1勝1敗は十分な出来だった。
東地区首位を走る千葉ジェッツは、前節富山グラウジーズを危なげなく下して10勝に到達。前々節に続いてヴィック・ローが欠場したが、原修太が2戦とも14得点と奮闘した。第1戦で課題の残ったフリースローも、第2戦は21本中20本成功と改善。第1戦が55失点、第2戦が61失点とディフェンスも良く、ジョン・パトリックヘッドコーチのディフェンススタイルは着実に浸透してきている。
前述の通り、前節は双方ともに外国籍選手が1人欠場。それでも千葉Jは連勝し、北海道はアジア特別枠選手もいない状況で1勝した。オフェンス面で手応えを得たのは第1戦で99得点、第2戦で85得点を積み上げた北海道のほうだろう。昨シーズン得点王のショーン・ロングに復調の気配が見られ、モータムとのコンビで千葉Jのディフェンスを突き破りたい。
文=吉川哲彦
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