仙台vs川崎 | 改めてディフェンス力を証明したい仙台、ガード陣のハッスルに期待
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第7節
仙台89ERS vs 川崎ブレイブサンダース
仙台89ERSは前節、西地区の強豪・島根スサノオマジックと対戦。第1戦は第1クォーターで13-32と出鼻をくじかれ、第4クォーターもわずか9得点しか挙げることができず大敗を喫した。それでも、第2戦は3ポイントシュートを14本決めて食らいつき、敗れたとはいえ5点差と粘ることはできた。最終盤に逆転を許したとあって、今後は勝負どころのディフェンスにフォーカスする必要がある。
中断期間までに5勝4敗と思いのほか苦しんでいる印象もある川崎ブレイブサンダース。西地区首位争いを演じる名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの前節では第1戦で勝利したが、第2戦はオフェンスが沈黙し、今シーズン2度目の50点台で完敗を喫した。欠場が続いているマット・ジャニングの穴を埋めるべく、前田悟が16得点と奮闘したが、ジョーダン・ヒースが脚を痛めてベンチに下がったのが痛手となった。中断期間を挟んで3節連続のアウェー戦を良い形で締めくくりたい。
中断期間前は一定の成果を挙げていた仙台のディフェンスも、島根には2戦とも90点台と底力を見せつけられた。現時点でオフェンス面が不安定な川崎との対戦では、改めてディフェンス力を証明したいところだ。ここまでは相手のポイントガードに得点を許しているケースが多く、ガード陣がハッスルしなければならない。
文=吉川哲彦
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