広島vs三河 | 強豪撃破で波に乗る広島、1カ月ぶりのホーム戦で連勝を目指す
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第7節
広島ドラゴンフライズ vs シーホース三河
広島ドラゴンフライズは前節、アウェーで千葉ジェッツと東西首位決戦を行った。第1戦は第1クォーターで18-5と主導権を握り、後半には高確率の3ポイントシュートで得点を伸ばして92-77と快勝。第2戦は第1クォーターで9-26と先行されたのが響き77-91で敗れたが、得失点差でわずかに1点上回ったことは好材料だ。西地区4位に後退したとはいえ、チーム状況は悪くない。
対するシーホース三河は前節、宇都宮ブレックスに連敗を喫した。カイル・オクインの契約解除に伴い、セドリック・シモンズが2シーズンぶりに復帰したが、2戦とも60点台と攻撃面の課題を解消するには至らなかった。だが、昨シーズン途中から長期離脱していた橋本晃佑が待望の戦列復帰を果たすという明るい話題も。現在4勝7敗と黒星が先行しているが、シモンズと橋本のエンジンがかかってくると巻き返しに転じられるだろう。
広島にはドウェイン・エバンス、三河にはダバンテ・ガードナーという安定した得点源がいるが、得点力の差を生んでいるのが日本人選手。広島は寺島良と辻直人が1試合平均得点を2ケタに乗せているが、三河は西田優大の9.4点が最多。シュート力のある選手は多いだけに、彼らの実力をいかに引き出すかが問われる。
文=吉川哲彦
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