琉球vs島根 | 昨季のリベンジを期す島根、津山尚大が古巣・琉球に立ち向かう
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第7節
琉球ゴールデンキングス vs 島根スサノオマジック
前々節終了時7勝2敗で並走していた西地区の4チームのうち、前節も連勝したのが琉球ゴールデンキングスと島根スサノオマジックの2チーム。昨シーズン西地区から初のファイナル進出を賭けて激突した両者が、今シーズン初対決を迎える。
琉球は前節、滋賀レイクスと対戦。第1戦は終始ディフェンスが機能して滋賀を51得点に封じる快勝だったが、ジョシュ・ダンカンが第1クォーターに負傷した第2戦は苦戦を強いられた。第3クォーターを終えて4点ビハインドを背負ったが、第4クォーターはジャック・クーリーとアレン・ダーラムの活躍で滋賀を振り切って勝利。連勝したこと以上に、昨シーズン途中から戦列を離れていた牧隼利がコートに戻ってきたことが何よりも朗報だ。
島根も同様に、仙台89ERSとの第1戦は33点差をつける大勝を収めながら、第2戦は苦戦。外国籍選手がニック・ケイだけだったこともあって前半終了時点でリードを許し、最終的に5点差の勝利と冷や汗をかいた。安藤誓哉の勝負強さが光り、残り1分23秒からの3本の3ポイントシュートが勝敗を決定づけた。
連勝すれば一歩抜け出し、連敗すれば地区4位まで順位を下げる可能性がある両チーム。今後の順位争いを考慮すると連敗だけは避けたいところだが、島根は昨シーズンチャンピオンシップセミファイナルも含め、沖縄アリーナで開催された4試合で1つも勝つことができなかった。その借りを返すうえで、移籍早々主力に定着している津山尚大が古巣に立ち向かう姿は必見だ。
文=吉川哲彦
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