秋田vs三遠|秋田は古川、三遠は金丸の長距離砲対決に注目
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第6節
秋田ノーザンハピネッツ vs 三遠ネオフェニックス
秋田ノーザンハピネッツは前節群馬クレインサンダーズと対戦。ケレム・カンターを欠きながらも94-88で破り、連敗を「4」で止めた。スタントン・キッドの25得点を筆頭に、田口成浩や長谷川暢ら5人が2ケタ得点を挙げ、チームで12本の3ポイントシュートを沈めた。
対する三遠ネオフェニックスは、6勝3敗で中地区首位に立っている。1試合平均85.4得点と攻撃の好調ぶりがうかがえる中、目下3連勝中のリーグ戦では平均70失点とディフェンスが安定。92-71で勝利した前節のシーホース三河戦では、10本の3ポイントシュートを決めた一方、堅守でターンオーバーを誘発し、攻防両面で相手を上回った。
両チームは3ポイントシュートの成功率が高く、秋田が37.4パーセントでリーグ3位、三遠は37.3パーセントで同4位に立っている。また、1試合あたりの成功本数は秋田が9.9本、三遠が9.8本とほぼ互角だ。
上記のデータのとおり両チームは3ポイントシュートを長所としているため、今節は互いの長所を封じるためにもディフェンスがカギとなるだろう。秋田は古川孝敏、三遠は金丸晃輔と3ポイントシュートの名手が揃っているほか、キッドとヤンテ・メイテンの外国籍スコアラーが好調をキープしている。そのため、随所で激しい攻防が繰り広げられそうだ。
文=大橋裕之
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