名古屋Dvs川崎｜今季初の小牧開催…名古屋Dは坂本、川崎はファジーカスがキーマン
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第6節
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 川崎ブレイブサンダース
名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、今シーズン初となるパークアリーナ小牧でのホームゲームを迎える。相手は川崎ブレイブサンダース。昨シーズンのチャンピオンシップクォーターファイナルで敗れた相手に、白星をつかめるか。
現在7勝2敗で順調に勝利を重ねる名古屋D。しかし、西地区には4チームが同じく7勝を挙げており、早くもハイレベルな争いが繰り広げられている。今節もリーグトップの攻撃力を発揮したいところだが、レイ・パークスジュニア、須田侑太郎、張本天傑が代表活動でチームを離れていたため、3選手のコンディションが気がかりだ。
川崎を退けるためには、ベンチメンバーの活躍が必須。その中でも坂本聖芽に注目したい。持ち前のスピードと闘争心溢れるプレーでコートを駆け回り、攻防に渡って川崎を脅かす存在となれるか。
一方の川崎は、中断期間中に天皇杯3連覇の夢が潰えた。まだ序盤戦とはいえリーグ戦では4敗を喫しており、一層の危機感を持って試合に臨んでくるだろう。スローガンに掲げる『FULL THROTTLE』なディフェンスで名古屋Dを抑え込むことはもちろん、直近の2試合（天皇杯）で70点台に留まっているオフェンスに関しても修正力が問われる。
注目は出場停止処分が明けたニック・ファジーカス。信頼を取り戻すためには、まずはコート上で結果を出さなければならない。得点とリバウンドはもとより、今節のファジーカスに求められるのは強いリーダーシップと言えるだろう。
文＝小沼克年
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