島根vs仙台|B1では初めての対戦、仙台のディフェンスは島根にも通用するか
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第6節
島根スサノオマジック vs 仙台89ERS
23日にも及ぶ中断期間を経てリーグ戦が再開。島根スサノオマジックはB1に復帰した仙台89ERSと2018-19シーズン以来4シーズンぶりに相まみえる。Bリーグ以降はそのシーズン以外にリーグ戦で対戦がなく、B1では今回が初めての激突だ。
島根は前節ホームで滋賀レイクスと対戦。第1クォーターで10点ビハインドを背負いながらも、今シーズン向上が見られるディフェンスが光り、後半はわずか21失点。結果的に24点差と地力の差を見せた格好となった。前々節に戦列復帰したウィリアムスニカがスターターに名を連ね、15得点11リバウンドと起用に応えた。
一方、オフェンス面で苦しんでいる仙台は前節アルバルク東京に対して54得点しか奪えず、これで6試合連続の70得点以下となった。特にこの試合は第1クォーターと第2クォーターがいずれも9得点に終わり、前半で劣勢に回ってしまったのが痛かった。
ただ、ここまでの平均失点は68.0点とディフェンスがB1でも通用することは証明。オフェンス面の課題をクリアできれば展望が開ける状況だ。
現在勝率で並ぶ琉球ゴールデンキングスとの対戦を次節に控える島根としては、連勝しておきたいところ。対する仙台は、島根のオフェンスを止めることができればいよいよ本物だ。得点・アシスト・3ポイントシュート成功率で個人ランキングベスト10に入っているペリン・ビュフォードをどのように守るのかは、特に興味深いポイントになる。
文=吉川哲彦
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