信州vs横浜BC|信州は外国籍選手の活躍がカギ、横浜BCはファウル抑えて失点を減らしたい
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第5節
信州ブレイブウォリアーズ vs 横浜ビー・コルセアーズ
第3節まですべて1勝1敗の信州ブレイブウォリアーズは、仙台89ERSと戦った前節も失点は2戦とも60点台ながら1勝1敗で終えた。
GAME1は外国籍選手3人がそろって2ケタ得点を挙げられなかったのが痛かったが、GAME2は岡田侑大が19得点をマークしたほか、ジョシュ・ホーキンソンとウェイン・マーシャルも2ケタ得点。さらには、今シーズンまだ得点のなかったマシュー・アキノが11得点を叩き出して勝利に貢献した。ここまでの8試合で最多失点が71点と、ディフェンスはリーグ随一。平日開催で1試合しかない今節は、はたして白星と黒星のどちらを先行させるか。
勝率5割復帰を目指した横浜ビー・コルセアーズは、茨城ロボッツに苦い連敗。いずれも77-84というスコアだったが、GAME1は第2クォーターに後手に回り、競り合いとなったGAME2は第4クォーターの大事な局面で一歩前に出られてしまった。
パトリック・アウダの欠場が痛手となったことは確かだが、前節欠場した赤穂雷太が復帰し、GAME2では10得点と活躍しただけに、星を拾えなかったのは痛い。なお、河村勇輝は開幕節GAME2から7試合連続で2ケタアシスト、得点とのダブルダブルもすでに6回記録している。
横浜BCは前節GAME2で27ファウルを記録し、4ファウルが4人。フリースローだけで20点を与えてしまった。ディフェンスは鉄壁ながらも得点に波がある信州に対し、フリースローを与えないことが勝利の大前提になるだろう。
文=吉川哲彦
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