広島vs琉球|広島はインサイド、琉球はアウトサイドでのディフェンスがカギを握る
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第5節
広島ドラゴンフライズ vs 琉球ゴールデンキングス
広島ドラゴンフライズは前節ファイティングイーグルス名古屋と対戦。GAME1は65-59と今シーズン最小失点で勝利すると、GAME2は99-95の打ち合いを制した。いずれも第4クォーターは追う展開だったが、ドウェイン・エバンスが奮起。2戦ともに最後の10分だけで14得点を挙げてチームをけん引した。
対する琉球ゴールデンキングスは前節、秋田ノーザンハピネッツを連破して連勝を「5」に伸ばした。GAME1は終盤に猛攻を受けたものの、同点を狙った相手のシュートをダンカンが防ぎきって71-69で逃げ切りに成功。GAME2はジャック・クーリーや岸本隆一らの活躍で77-67と勝利した。
ホームで西地区首位に臨む広島は、B1リーグ3位となる1試合平均11.9リバウンドを記録しているクーリーをいかに封じるかがポイントとなりそうだ。前節合流後初出場ながらインサイドで存在感を示したギャレット・スタツを筆頭に、エヴァンスやケリー・ブラックシアー・ジュニアも体を張ってリバウンドを確保することが勝利への近道となるだろう。
対する琉球としては、相手の3ポイントシュートに注意したい。広島は前節GAME2で14本もの3ポイントシュートを沈めており、なかでも辻直人は2戦合計で15本中7本の成功と調子を上げている。そのため、マッチアップが予想される田代直希や今村佳太が試合を通じて集中力を保ち、シャットアウトしたい。
文=大橋裕之
関連動画
関連リンク