千葉J vs 滋賀 | 富樫とテーブスによる司令塔対決に注目
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第4節
千葉ジェッツ vs 滋賀レイクス
千葉ジェッツは前節、サンロッカーズ渋谷と対戦。GAME1を87-90で落としたものの、GAME2は延長戦の末に96-93で競り勝った。富樫勇樹がB1史上初となる通算700本目の3Pシュート決め、26得点9アシストをマークしたほか、ジョン・ムーニーも20得点19リバウンドを記録。中心選手がそろって活躍して、東地区首位へ浮上した。
ただ、失点は2試合ともに90点を超えた。今節迎え撃つ滋賀レイクスは1試合平均86.3得点と攻撃力に優れており、前節のGAME1で目立った3Pシュートやペイントエリアでの失点をチームで減らせるか。前線からの激しいディフェンスで相手の勢いを削ぎ、富樫や大倉颯太らがテーブス海やキーファー・ラベナとの司令塔対決を制したい。
対する西地区6位の滋賀は、アウェーで連敗ストップを目指す。前節の広島ドラゴンフライズ戦では勝ち切れずに2連敗。GAME1はテーブスが13得点10アシスト、イヴァン・ブバが16得点とチームをけん引したが、延長戦の末83-86で敗れた。GAME2では前半で17点のリードを奪ったが、後半に失速し81-83で競り負けた。
滋賀は2戦ともに後半でリズムを崩しており、試合中の対応力に課題を残す。今節は千葉Jのディフェンスに対して、柔軟な攻撃を展開したいところ。ブバは前節負傷した影響でインジュアリーリストへ登録されたため、ケルヴィン・マーティンやジェイコブ・ワイリーはもちろんのこと、川真田紘也の活躍に期待がかかる。
文=大橋裕之
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