京都vs新潟 | 互いにチーム力が試される一戦、京都はベンチメンバーの働きがカギ
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第4節
京都ハンナリーズ vs 新潟アルビレックスBB
ともに若手中心。試合を重ねるごとに成長スピードを加速させたい京都ハンナリーズと、新潟アルビレックスBBが京都市体育館で相まみえる。ホームの京都は今シーズン初の連勝、対する新潟は開幕戦以来となる白星を狙う。
京都は前節、シーホース三河と対戦。第1戦は5点差で落としたものの、続く第2戦では63-76で2勝目を挙げた。この試合では7点ビハインドで迎えた後半にペースアップ。第3クォーターは久保田義章、シェック・ディアロを軸に速い展開を生み出して逆転に成功すると、最終クォーターではジェロード・ユトフが13得点を稼いで逆転勝利を収めた。
一方、琉球ゴールデンキングスと対戦した新潟は、前節も2連敗を喫して5戦勝利なし。GAME1を93-53、GAME2は99-65と大差をつけられた。GAME2では木村圭吾が21得点をマークしたが、琉球の堅守を前にターンオーバー数は2試合で「40」にも上った。
10月18日に平岡富士貴ヘッドコーチの休養が発表された新潟としては、待望の勝利を手にして浮上のきっかけをつかみたい。京都はリバウンドがウイークポイントでもあるため、リバウンド数で上回り主導権を握りたいところだ。
ホームに戻る京都は、ティージェー・ロールがインジュアリーリストへ登録されたため欠場が決定。開幕から欠場が続くザック・モーアに加え、満田丈太郎の状態も気がかりであり、チーム力が試される。なかでもトビンマーカス海舟と小室昂大が、与えられたプレータイムの中で役割を果たせるかがポイントの1つになりそうだ。
文=小沼克年
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