群馬vs富山 | 好調な滑り出しの群馬、ホームで富山を破ってさらに勢いに乗りたい
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第4節
群馬クレインサンダーズ vs 富山グラウジーズ
リーグ連覇の経験を持つアルバルク東京から1勝を挙げたことは、群馬クレインサンダーズにとっては大きい。
GAME1はターンオーバーとファウルで後手に回り、第4クォーターの29得点も焼け石に水。GAME2も第2クォーターに失速する悪い流れだったが、後半だけで53得点を叩き出し、残り1分を切って逆転した。昨シーズンの成績を考えると、現時点で4勝2敗という成績は上出来。開幕前に故障した並里成が戦列に戻り、GAME2で10得点5アシストをマークしたのも好材料だ。
一方の富山グラウジーズは前節連敗し、1勝5敗と厳しい状況が続く。前節対戦したレバンガ北海道は開幕4連敗中だったが、GAME1は第1クォーターで9-27と大きくリードされ、第4クォーターに31得点と意地を見せたものの23点差の完敗。逆に先手を取ったGAME2も後半は相手ペースで進み、終盤は競り合いに持ちこんだものの追いつくまでには至らなかった。その中で、野﨑由之が3Pシュート4本を含む自己最多の22得点を挙げたことは明るい話題だ。
昨シーズンこの顔合わせは富山のホームで行われ、1勝1敗と星を分ける結果だったが、晴山ケビンは2戦ともベンチスタートながら2ケタ得点を挙げている。今シーズン晴山は主にシックスマンとして出場し、2ケタ得点が3度。チームの起爆剤として、新進気鋭の野﨑とともに好調の群馬に一泡吹かせる活躍を期待したいところだ。
文=吉川哲彦
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