秋田vs琉球 | ようやくホーム開幕の秋田、田口と古川の長距離砲に期待
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第4節
秋田ノーザンハピネッツ vs 琉球ゴールデンキングス
秋田ノーザンハピネッツは3勝1敗と順調な滑り出しを見せたが、前節は島根スサノオマジックを相手に連敗を喫した。
GAME1は第3・4クォーターともに11得点とオフェンスがトーンダウン。オフェンスリバウンド19本、ターンオーバー9個という数字は上出来だったが、肝心の決定力が不足した。GAME2は試合残り2分20秒の時点で同点だったが、第1クォーターの9得点が最後まで響き、逆転とはならなかった。
対する琉球ゴールデンキングスは新潟アルビレックスBBを退け、5勝1敗と白星を伸ばした。GAME1は立ち上がりから着実にリードを広げ、最後は40点差。GAME2は第2クォーターに点差を詰められたが、後半の20分間は58得点と爆発し、34点差をつけた。
古巣を相手に2戦とも2ケタ得点を挙げた今村佳太は、ここまで6試合中4試合で2ケタ得点。残る2試合はいずれも9得点と安定感が光る。
秋田は第4節にしてようやく今シーズンのホーム開幕戦を迎える。相手は昨シーズン準優勝の琉球という強敵だが、ホームの熱狂を味方につけて白星をもぎ取りたいところ。
両者ともにディフェンスのイメージが強く、昨シーズンの1試合平均失点は琉球がリーグ3位、秋田が同4位。ただ、今シーズンは現時点で攻防ともに琉球に分がある状況だ。秋田としては、昨シーズン成功率でリーグ1位だった3Pシュートで相手のディフェンスを崩せるか。前節にいずれも20得点超えをマークした田口成浩と古川孝敏に期待したい。
文=吉川哲彦
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