川崎vs三河|3Pシュートが不調の両軍、前田と長野の復調がカギ
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第4節
川崎ブレイブサンダース vs シーホース三河
川崎ブレイブサンダースは前節、昇格組のファイティングイーグルス名古屋と初対戦。開幕4連勝の相手の勢いに圧され、第1戦の第1クォーターで7-30と大量ビハインドを背負い、後半の20分間は22失点に抑えたものの、52-73でまさかの大敗を喫した。
危機感が芽生えたのか、第2戦は26得点の藤井祐眞を中心に得点を重ね、93-65で取り返している。
一足先に同じ昇格組の仙台89ERSと戦い、1敗を喫しているシーホース三河は、前節は京都ハンナリーズと対戦。第1クォーターに10得点とつまずいた第1戦は、その後接戦に持ち込み5点差で勝ち切った。だが、第2戦は第2クォーターを9失点に抑えながらも後半の20分間で48失点。第1戦でも21本放って4本しか決まらなかった3Pシュートが、この日も26本中4本成功とさらに成功率が下がり、痛い黒星となった。
得点力の高い選手を揃えながら、前節は得点が伸び悩む時間帯もあった両チーム。特に気になるのが3Pシュートで、まだ6試合しか消化していないとはいえ、三河は成功率でリーグ最下位に沈み、川崎も同22位。川崎はマット・ジャニングの欠場の影響が最も大きいが、前田悟が前々節と前節の4試合で8本全て外しているのも要因の一つだ。
三河では、長野誠史がここまで13本の試投で成功1本にとどまっている。2人がシュートタッチを取り戻すかどうかは、両チームにとって重要なポイントだ。
文=吉川哲彦
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