三河vs京都|注目は中村太地とユトフ、古巣相手に躍動するのはどちらか
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第3節
シーホース三河 vs 京都ハンナリーズ
手痛い開幕3連敗を喫したシーホース三河だったが、前節のGAME2で仙台89ERSを破り今季初白星を挙げた。
仙台との初戦では攻守で後手に回り、65-83の大差で黒星。そこからの巻き返しを狙った第2戦では細谷将司とカイル・オクインを先発に起用すると、新戦力のオクインが17得点15リバウンド4アシストの活躍を見せて10点差勝利。チームとしては22-6とした第2クォーターに加え、相手の0本に対し19本すべてを決めきったフリースローが大きかった。
会場はスカイホール豊田に移るものの、三河は今節もホームでの2連戦。迎え撃つのは京都ハンナリーズだ。京都は前節ファイティングイーグルス名古屋に連敗。第1戦は66点、第2戦では58得点に抑え込まれ、開幕からのホーム4連戦で1勝を挙げるに留まった。
ロイ・ラナ新ヘッドコーチのもと、ディフェンスに重きを置く京都。しかし、開幕から各試合の総得点が70点に届いておらず、今後へ向けてもオフェンス力の向上が必要と言える。古巣戦となるジェロード・ユトフは引き続きスコアリーダーとしての活躍が必須であり、三河撃破には満田丈太郎や青木龍史も得点面で存在感を示したい。
対する三河は、ポイントガードの中村太地に注目。前節の第2戦では9得点をマークしたものの、先発から外れ、貢献度を示すEFFは「1」だった。中村にとって、京都は学生バスケから離れプロキャリアを踏み出した場所だ。思い入れのあるチーム相手に恩返しのプレーを披露できるか。
文=小沼克年
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