横浜BC vs 名古屋D|河村勇輝と齋藤拓実、リーグを代表するガード対決に注目
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第3節
横浜ビー・コルセアーズ vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
チケットは両日完売。横浜ビー・コルセアーズのホーム開幕節の相手は、過去2シーズン勝てていない名古屋ダイヤモンドドルフィンズだ。相手にとって不足はない。満員の横浜国際プールで難敵撃破なるか。
横浜BCはアウェーでの第1節、第2節を1勝3敗で終了。広島ドラゴンフライズとの開幕戦こそ勝利したものの、その後は接戦をモノにできず、前節行われた島根スサノオマジックとのGAME2でも逆転負けを喫した。
チーム全体で改善しなければならないのは、3ポイントシュートとフリースロー。3ポイントシュートは4試合で24.7パーセント、フリースロー成功率は50.7パーセントに沈んでおり、この数字はともにリーグワースト。今節白星を獲得するには、須藤昂矢、森川正明らのウイング陣がシュート確率を上げ、パトリック・アウダが確実にボーナススローを決めきらなければならない。
一方、名古屋Dは前節の第2戦で琉球ゴールデンキングスに敗れたものの、3勝1敗で白星先行。好調の大きな要因は、現在B1トップの平均90.3得点24.8アシストを記録するオフェンスだ。その中心にいるのが、平均13.0得点9.8アシストをマークする齋藤拓実だ。
しかし、横浜BCには同選手のスタッツを上回る河村勇輝がいる。河村は現在、平均15.5得点10.8アシストに加え、同2.8スティールを記録。両者によるマッチアップの行方も勝敗を左右するポイントであり、名古屋Dとしても河村の自由を奪って試合を優位に進めたい。
文=小沼克年
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