茨城vs三遠|ホーム初勝利を目指す茨城…LJ・ピークの活躍が必要不可欠
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第3節
茨城ロボッツ vs 三遠ネオフェニックス
B1昇格2シーズン目は、連敗での開幕スタートとなった茨城ロボッツ。前節はアウェーで富山グラウジーズと戦い、第1戦でスタートダッシュに成功して今シーズン初勝利を挙げた。
平尾充庸とチェハーレス・タプスコットがいずれも8アシストをマークするなどパスが回り、ターンオーバーも8個と少なかったのが勝因だ。しかし、第2戦は初勝利を狙う富山の外国籍選手を止めることができず敗戦。まだ2節しか消化していないとはいえ、開幕から今一つタイムシェアができていない点は気になるところだ。
一方、開幕節で惜しい試合を2つ落としてしまった三遠ネオフェニックスは、前節に見事連勝を果たしてホームのブースターを歓喜させた。レバンガ北海道を相手に、第1戦はわずか57失点。オフェンスでは金丸晃輔に加えて細川一輝も2ケタ得点と存在感を示した。
第2戦も第2クォーターの10失点が奏功し、攻めては細川が2試合連続、佐々木隆成が2試合ぶりの2ケタ得点を挙げている。特別指定選手の高橋快成も2試合計9アシストと、日本人選手にも明るい材料が多い2試合だった。
早くホーム初勝利を挙げたい茨城としては、選手個々の能力は十分高いだけに、タイムシェアがより重要となる。特に、昨シーズンB2で得点王に輝いたLJ・ピークの圧倒的なオフェンス能力を生かすことで勝機を見出したい。三遠の外国籍選手は数字を残しているだけに、それに対抗する意味でもピークの得点力は不可欠となってくる。
文=吉川哲彦
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