琉球vs新潟|松脇と杉本による高校大学の先輩後輩対決の行方はいかに
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第3節
琉球ゴールデンキングス vs 新潟アルビレックスBB
開幕節で昨シーズンの王者・宇都宮ブレックスを連破した琉球ゴールデンキングス。前節は名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦し、GAME1を72-94で落とした。新戦力のジョシュ・ダンカンが18得点、松脇圭志も12得点を挙げたが、相手の多彩なディフェンスに苦しんだ。GAME2は91-82で勝ったものの、ミスからの失点が目立った。
一方、新潟アルビレックスBBは前節、滋賀レイクスに敗れて3連敗。GAME1では延長戦の末に88-96で敗れたが、澁田怜音が22得点を挙げるなど4人が2ケタ得点を挙げた。GAME2は2度にわたる延長戦の末100-107で競り負けたが、杉本天昇やケヴェ・アルマらが奮闘した。
両軍ともに今節はまずミスを減らしたいところ。その上で、琉球は新潟の若手選手たちを勢いに乗せたくない。特に過去4戦で2度の20得点越えを記録した杉本は要警戒。土浦日大高校、日本大学で1年先輩だった松脇との先輩後輩対決に注目したい。
対する新潟は相手の堅守を崩せるか。前節2戦合計で50本のチームアシストを産んだように、素早いパス回しを今節でも再現したい。コー・フリッピンや今村佳太のディフェンスは強力なだけに、澁田や遠藤善らガード陣が着実に攻撃を組み立てることが求められる。
文=大橋裕之
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