島根vs秋田|前節連勝の島根、秋田の日本人選手を封じてホームを守りたい
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第3節
島根スサノオマジック vs 秋田ノーザンハピネッツ
開幕戦で黒星スタートとなった島根スサノオマジックだが、ホーム開幕の前節は地力を発揮して連勝を飾った。
横浜ビー・コルセアーズとの第1戦は得点が伸びず、僅差が続く展開だったものの、リードする時間帯は長く、4点差で振りきった。第2戦はビハインドで折り返しながらも、第3クォーターにペリン・ビュフォードを中心に得点を重ね、津山尚大の3ポイントシュートなどで一気に引き離した。2節連続でホームの島根としては、ここで勢いをつけたいところだ。
一方の秋田ノーザンハピネッツは、開幕から3節連続でアウェーとなる。前節のサンロッカーズ渋谷戦は、第1戦を前半のシュートの不調で落としたが、第2戦は後半の点の取り合いを制してリベンジ。中山拓哉が8アシストを挙げ、チーム全体でも27アシストとオフェンスの歯車がかみ合った。
ここまで3勝1敗で東地区首位。次節は琉球ゴールデンキングスを迎えてのホーム開幕とあって、アウェーで弾みをつけておきたい。
過去に一度はB2降格の憂き目に遭いながらも1シーズンでB1復帰を果たし、昨シーズンはそろってチャンピオンシップまでたどり着いた両者。昨シーズンは1試合平均得点で島根がリーグ4位、秋田が同失点でやはり4位と、チームのスタイルは対照的だ。
ただ、秋田はここまでの4試合中3試合で90得点超え。総入れ替えした外国籍選手もさることながら、田口成浩や古川孝敏ら日本人選手の得点力も光り、島根としては文字どおりディフェンスでホームの牙城を守りたい。
文=吉川哲彦
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