仙台vs宇都宮|仙台はB1復帰後初のホームゲーム…日本人選手の得点が勝利のカギ
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第3節
仙台89ERS vs 宇都宮ブレックス
27点差の快勝でB1復帰戦を飾りながらも、翌日1点差で競り負けた開幕節に続き、仙台89ERSは前節も連勝を逃す結果となった。
シーホース三河との第1戦は序盤から優位に試合を進め、すべてのクォーターで相手を上回って18点差をつける完勝。持ち前のディフェンスは、オフェンス力の高い三河にも通用した。しかし、第2戦は第2クォーターの6得点が尾を引き、第4クォーターの30得点も及ばず黒星。ラショーン・トーマスが欠場した影響もあったとはいえ、オフェンス面で安定感を欠いた印象は否めない。
一方、開幕節連敗スタートの宇都宮ブレックスは、大阪エヴェッサとの第1戦を2点差で落とし、よもやの3連敗スタートとなった。ロースコアの前半は一歩前に出たものの、後半だけで47失点と宇都宮らしからぬ戦いぶりで、残り1分55秒の鵤誠司の3ポイントシュート以降は0-9のランを許して逆転負け。
第2戦も残り3分を切って9点ビハインドと難しい状況だったが、残り47秒の比江島慎の3ポイントシュートで追いつき、延長の末にようやく今シーズン初勝利を挙げた。
B1に復帰した仙台にとって、待ちに待ったホーム開幕。第3節にして早くも昨シーズンの王者と相まみえるが、宇都宮が苦しんでいる現状を考えるとチャンスは十分にある。宇都宮はここまでの4試合のうち3試合で80失点以上を喫しており、仙台はオフェンスで成果を挙げたいところだ。4試合で2度2ケタ得点を挙げた岡田泰希をはじめ、得点に絡む日本人選手が現れるか。
文=吉川哲彦
関連動画
関連リンク