川崎vs広島|辻と青木がとどろき初凱旋、新戦力の“ジュニア”対決にも注目
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第2節
川崎ブレイブサンダース vs 広島ドラゴンフライズ
敵地で“新生”三遠ネオフェニックスから連勝を収めた川崎ブレイブサンダースが、川崎市とどろきアリーナでの開幕戦を迎える。
今シーズンの初陣は、苦しみながらも2勝をつかみ取った。GAME1はニック・ファジーカスと藤井祐眞がチームを引っ張ると、最終盤には前田悟が貴重な長距離砲を射抜いて87−85で勝利。GAME2は第4クォーター残り3秒で追いつかれたものの、オーバータイムでは篠山竜青が7得点、ディフェンスではジョーダン・ヒースの連続ブロックが炸裂して勝ち切った。また、この試合では12得点を記録した納見悠仁、金丸晃輔を無得点に抑えた長谷川技のディフェンスも大きな勝因に挙げられる。
2022−23シーズンの本拠地開幕戦の相手は広島ドラゴンフライズ。辻直人と青木保憲は初のとどろきアリーナ凱旋となる。
広島は開幕節、佐土原遼のブザービーターで横浜ビー・コルセアーズと星を分け合ったが、2試合とも最終クォーターにリズムを崩し課題を残した。チームとしては後半の粘り強さを見せなければならない。ハードなディフェンスを貫くには、青木がコートに戻ってくるかどうかもポイントになるだろう。
川崎は、三遠戦で「32」を数えたターンオーバーを減らすことが必須。ニック・メイヨや辻に加え、開幕節から躍動したケリー・ブラックシアー・ジュニアにも警戒が必要だ。新戦力であるマイケル・ヤングジュニアとブラックシアーによる“ジュニア”対決にも注目したい。
文=小沼克年
関連動画
関連リンク