名古屋D vs琉球|開幕連勝スタートの両軍…ガード陣の激しい攻防に注目
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第2節
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 琉球ゴールデンキングス
開幕節で2連勝を飾った名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。愛知ダービーとなったシーホース三河との第1戦では16本の3ポイントシュートを決めて、101-86で勝利すると、第2戦では司令塔・齋藤拓実を起点にテンポの速いオフェンスを繰り出して84-74の逆転勝ち。コティ・クラークと新戦力のモリス・ンドゥールが息のあった速攻を仕掛けるなど、攻防両面で強さを見せた。
一方、琉球ゴールデンキングスも開幕節で2連勝。昨シーズンのB.LEAGUEファイナルで敗れた宇都宮ブレックスをホームに迎え、第1戦を81-52、第2戦を85-70と自慢の堅守で圧倒した。2戦合計で30個のターンオーバーを誘うなどチームディフェンスが機能した印象だ。
今節は鉄壁の防御を持つ琉球に対して、名古屋Dが持ち味を発揮できるか。とりわけ、攻撃のタクトを振る齋藤は、三河との第2戦でB1リーグ戦1試合最多アシスト記録に並ぶ18アシストをマーク。好調を維持して味方の得点を演出できればチームは勢いづきそうだ。
対する琉球は宇都宮戦と同じく、立ち上がりからディフェンスのギアを全開にして相手の出鼻をくじきたい。インサイドの勝負では体格に勝るジャック・クーリー、アレン・ダーラムらをそろえるだけに、ガード陣へ圧力をかけ、パスの供給やアウトサイドの攻撃を阻止したい。
文=大橋裕之
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