三河vs仙台|開幕戦で2連敗を喫した三河、ホーム開幕戦勝利のカギはミスの軽減
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第2節
シーホース三河 vs 仙台89ERS
今シーズンのリーグ全体の開幕戦を戦ったシーホース三河。名古屋ダイヤモンドドルフィンズを相手に第1戦は15点差、第2戦は10点差で連敗という結果に終わった。第1戦は終始名古屋Dのオフェンスを食い止めることができず、前後半ともに50失点超えの100点ゲームを許した。
第2戦は、第1戦で活躍を見せた中村太地やカイル・オクインが目立たず、ターンオーバーも20個と肝心のオフェンスが鳴りを潜めた。今節はホームに戻り、まずは今シーズン初勝利を挙げなければならない。
仙台89ERSはアウェーで京都ハンナリーズとの第1戦に勝利し、B1復帰に自ら花を添えた。昨シーズンB2で2番目に失点が少なかったディフェンスを武器に、第1クォーターで24-9と先手を取り、後半の20分間はオフェンスも機能して55得点を量産、27点差をつける快勝だった。
しかし、第2戦は第1クォーターに12-24と先行されると、その後追い上げを図るものの届かず、残り0.8秒の岡田泰希の3ポイントシュートで1点差に迫るのが精一杯だった。ただ、ディフェンスでは第1戦が65失点、第2戦も66失点と仙台らしさは発揮できた。
三河は昨シーズン30勝23敗という成績だったが、わずか1つとはいえホームでは負け越している。ホームで勝つイメージを取り戻す上でも、ホーム開幕節の勝利は必須だ。名古屋D戦の反省を生かし、ターンオーバーを減らさなければならない。仙台の堅いディフェンスを崩し、チャンピオンシップ進出の目標に向けて手応えを得たいところだ。
文=吉川哲彦
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