滋賀vs新潟|ホーム開幕で白星挙げたい滋賀…柏倉哲平が勝利のキーマン
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第2節
滋賀レイクス vs 新潟アルビレックスBB
新アリーナのこけら落としが近づき、滋賀レイクスがウカルちゃんアリーナで戦うのは現時点で今節と次節のみ。今節はホーム開幕ということもあり、開幕節で得られなかった今シーズン初勝利をつかみたい。
その開幕節、滋賀は群馬クレインサンダーズと対戦。第1戦でイヴァン・ブバが28得点、第2戦でケルヴィン・マーティンが19得点と新外国籍選手のオフェンス面の活躍は光ったが、昨シーズンの課題だったファウルの多さを改善できず。2戦とも90点前後の失点を喫して黒星を喫した。特に第1戦は8点差だったことを考えると、フリースローでの18失点が悔やまれる。
対するは新潟アルビレックスBB。開幕節は故障者の発生などさまざまな理由で苦戦が予想されたが、第1戦は杉本天昇の27得点などで主導権を握って昨シーズンセミファイナル進出の島根スサノオマジックを撃破してみせた。
ただ、第2戦は3ポイントシュート成功率が20パーセントを切り、アシストもわずか6個とオフェンスが消沈し30点差の完敗。登録が開幕節に間に合わなかったジョシュア・クロフォードが今節から出場可能で、得点力に期待がかかる。
このカードの注目点はガードのマッチアップだ。滋賀は柏倉哲平、新潟は澁田怜音がそれぞれ古巣と対決する。司令塔としては柏倉に一日の長があるが、ルイス・ギルヘッドコーチの下で3シーズンプレーした澁田は滋賀の戦略を熟知している。チームを勝利に導くのははたしてどちらか。
文=吉川哲彦
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