A東京vs千葉J|代々木第一で開催される注目の一戦、新指揮官の策略やいかに
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第2節
アルバルク東京 VS 千葉ジェッツ
デイニアス・アドマイティスヘッドコーチ(以下HC)の下で新たなスタートを切ったアルバルク東京。5シーズンを過ごしたアリーナ立川立飛に別れを告げ、リーグ全体の開幕を飾った国立代々木競技場第一体育館に帰ってくる。
相手が千葉ジェッツということもあって両日ともに1万人規模の来場者が見込まれる中、はたしてどのような船出を披露するか。
信州ブレイブウォリアーズと対戦した開幕節は、第1戦が66得点、第2戦が67得点と抑え込まれた。勝利した第1戦は相手の3Pシュートの不調に助けられたが、第2戦は高確率で被弾して敗戦。新戦力のジャスティン・コブスは期待通りの働きを見せたものの、チームとしてまだかみ合っていない印象だ。
一方、ジョン・パトリックHCの初陣をホームで迎えた千葉Jは、大阪エヴェッサに連勝。第2戦は残り47秒の時点で同点という接戦だったが、残り5秒のヴィック・ローのフリースローが決勝点となって1点差で勝ち切った。ローは2戦合計40得点16リバウンドと、こちらも新戦力として十分な活躍だった。
互いに日本人選手と外国籍選手が1人ずつ変わり、指揮官も交代と同じ境遇にあるライバル対決。先述したコブスとローの活躍度もさることながら、ディフェンスを強調するパトリックHCに対し、開幕節で伸び悩んだオフェンスをアドマイティスHCがいかに立て直すかという点は、A東京が代々木での再スタートを飾る上でも重要となる。そして、A東京に移籍した藤永佳昭の古巣戦という点も要注目だ。
文=吉川哲彦
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