【宇都宮vs千葉】「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2020-21」の再戦…ともに負けられない東地区上位対決
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■4月29日配信 WEEKLY B.LEAGUE 「 【B1クラブ紹介 vol.21】千葉県民の希望をのせて世界に飛び立つ~千葉ジェッツ」はこちら
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今節の注目カードは、宇都宮ブレックスがホームに千葉ジェッツを迎え撃つ2連戦。「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2020-21」でも激突した強豪クラブによるレギュラーシーズン最後の対決だ。
すでに両クラブは「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021-22」進出を決めており、千葉に至っては2018-19シーズン以来となるB1・東地区制覇へ向け地区優勝マジックが点灯中。
今シーズンの対戦成績はここまで1勝1敗。第5節の対戦では100-75で宇都宮が、第23節では千葉が93-66で制して明暗がくっきり分かれている。傾向としては第1クォーターで主導権を握った側がそのままリードを広げて快勝を収めているため、今節は立ち上がりの主導権争いが見どころの一つと言えるだろう。相手のチャンスの芽を摘むには、ディフェンスリバウンドを確実に奪うことが必要不可欠。ホームの宇都宮はいぶし銀の活躍が光る竹内公輔、千葉はチームトップのリバウンド力を誇るジョン・ムーニーに期待が高まる。一方のオフェンスでは一人でも局面を打開できる宇都宮の比江島慎と千葉の富樫勇樹、どちらのエースが勝利へ導く活躍を見せるか。
また、両クラブは「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021-22」で対戦することも十分考えられる。この先に待つ“負けられない戦い”を見据え、両ヘッドコーチが何らかの布石を打つかどうかもおおいに注目が集まる。
他の35節の注目カードはB1・東西地区上位対決、川崎ブレイブサンダースとアルバルク東京、名古屋ダイヤモンドドルフィンズと琉球ゴールデンキングスだろう。この4クラブは「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021-22」の出場権を得ているものの、ホーム開催をにらんで川崎とA東京、そして名古屋Dは順位を上げるために勝星が欲しいところ。熱戦が期待される。