【B1クラブ紹介 vol.20】川崎からバスケットボールの未来を作る~川崎ブレイブサンダース
1950年からクラブの歴史を紡いできた川崎ブレイブサンダースが、大きな転機を迎えたのは2018年のこと。クラブをTBLSサービス株式会社から株式会社DeNA川崎ブレイブサンダースへ承継することに、それぞれの親会社である株式会社東芝と株式会社ディー・エヌ・エーで基本合意。B.LEAGUE 2018-19シーズンから運営会社が変更された。
それに伴い、力強くスピード感あふれるプレーで、最後まで勇敢に戦う戦士達を意味する「ブレイブサンダース」の名称、えんじ色(ブレイブレッド)を基調としたクラブカラーはこれまでの伝統を守りつつも、クラブロゴをリングに稲妻が突き刺さったモチーフへと一新。さらにソーシャルメディアを活用したファンづくりにも力を入れ、B.LEAGUE AWARD SHOWでは2019-20シーズンから2季連続で『ソーシャルメディア最優秀クラブ』に選出された。2022年2月には公式YouTubeチャンネルの登録者数、公式TikTokのフォロワー数がともに10万人を突破。時代に適した手法でバスケットボールとクラブの魅力を伝え、新規ファンを獲得し続けている。
川崎はクラブ一筋でプレーする篠山竜青や藤井祐眞、B.LEAGUE初代MVPのニック・ファジーカスらを擁し、B.LEAGUE初年度に年間2位に、2022年3月に行われた「第97回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」では、2021年に続き2連覇を達成。だが、「B.LEAGUEを制覇し川崎からバスケットボールの未来をつくる」という目標はまだ達成されていない。全員が激しく動き続ける『MOVE』をスローガンに掲げた今季、まずは天皇杯を制した。この勢いを加速させ、もっとファンの心を動かせるか?本当の戦いはこれからだ。