B.LEAGUEがクラブ、選手、ファン、地域、パートナー企業と推進する社会的責任活動『B.LEAGUE Hope』
ソーシャルイノベーションの実現を目指すB.LEAGUE Hope(以下、B.Hope)では、2017年の設立から多くの方々に支えられながら様々な活動を行っている。
特に、2011年3月11日14時46分に発生した「東日本大震災」から10年が経過した2021年には、日本郵便株式会社様の支援のもと「B.Hope HANDS UP! PROJECT supported by 日本郵便」を発足。全クラブとともに実施した「全国アクション」と、当時甚大な被害に見舞われた地域の4クラブ(岩手ビッグブルズ、仙台89ERS、福島ファイヤーボンズ、茨城ロボッツ)の活動をサポートする形の「地域アクション」の両軸でアクションを実施。改めて「東日本大震災を絶対に忘れない、忘れてはいけない」という想いを、そして震災の教訓を、どのように活かして未来に繋げていくのかを見つめ直した。
また、同プロジェクトでは楽しみながら防災を学ぶ「ディフェンス・アクション」の開発や、防災への興味関心を高めるために災害が起こった際の必要な行動をまとめた内容が記載された「B-CHECK HANDBOOK」も発行。
ディフェンス・アクションのプログラム「B-DASH」では、バスケットボールのドリブルをしながら被災者の属性によって異なる必要な備蓄品を正しく届けることでスキルと防災の知識を向上させることを目的に実施されている。また、「災害発生時」「発災直後」「被災生活」に関して重要なポイントを記載したB-CHECK HANDBOOKは各試合会場でも配布。裏表紙には各クラブのマスコットたちを描き、より身近に感じてもらえるよう工夫を施した。
その他にも、B.Hopeは設立時から選手会と毎年実施している復興支援やB.LEAGUE ALL-STAR GAME開催地の社会課題との向き合い、年間通してのプロジェクトの組成など、「バスケで日本を元気に」の一助となるようなチャレンジを継続中だ。
国連が定める持続可能な開発目標『SDGs(Sustainable Development Goals)』の実現に向けては「OFF-COURT 3POINT CHALLENGE」と名付け、「People(人類)」「Peace(平和)」「Planet(地球)」の3つの領域で活動。2017年に始動した長期療養が必要なこどもの退院・復学を支援する「TEAMMATES事業」では、これまで計5名の男女がクラブの一員として入団し、選手たちと活動をともにした。
B.LEAGUEの活動の舞台はアリーナだけではない。これからもクラブ・選手・ファン・地域・パートナー企業とともに、オフコートからも様々な社会的責任活動を推進していく。
B.Hopeに関する詳しい情報は公式サイトをチェック。3月2日からはメールマガジンの配信もスタートした。メルマガでは活動の裏にある“想い”に迫ったインタビュー記事や、各クラブの新規活動などを毎月1回お届けする(メルマガ登録はこちらから)