【B2クラブ紹介 vol.7】『誇れる福島』をつくる~福島ファイヤーボンズ
2011年の東日本大震災をきっかけに発足したクラブがある。福島県郡山市を拠点とする福島ファイヤーボンズだ。2013年に「福島県を元気に」を旗印に立ち上がったクラブは、絆・結束を意味するBonds(ボンズ)をクラブ名に採用。地元地域との絆を大事にし、最後まで福島県の代表として戦い抜くことを県民に約束した。
震災から10年目を迎えた昨シーズンは、B2・東地区6位でレギュラーシーズンを終了。初のB2プレーオフ進出とはならなかったものの、クラブは2021-22シーズンにおけるB1ライセンスの交付を受けるなど、B1昇格へ向け着実に組織力を強化している。
今季の戦力も豊富であり、キャプテンの菅野翔太を筆頭にB1経験者が6名在籍。213cmを誇るジェイソン・ウォッシュバーンや日本代表経験者の市岡ショーン、地元出身の水野幹太は期待の若手として先発を担う。『誇れる福島』をつくるというミッションを達成するためにも、“勝負の年”とも言える2021-22シーズンにB1昇格を果たしたい。