【B2クラブ紹介 vol.6】バスケ王国の威信にかけて~ライジングゼファー福岡
ライジングゼファー福岡が創設されたのは2006年。クラブの経営理念には「バスケ王国の威信にかけてオール福岡で日本一になる」という力強い言葉を掲げ歴史をスタートさせた。
クラブ名の一部、「ゼファー」は、ギリシャ神話に出てくる「西から吹く風」の神をさす。ライジングは「雷神」という意味があり、その2つを掛け合わせることで「風神」「雷神」がそろい踏みになり勝利を呼び込むようにという願いが込められている。
B.LEAGUE開幕時、福岡はB3リーグに所属していたが、2016-17シーズンにB3を制してB2昇格を果たすと、翌2017-18シーズンにはB2プレーオフを制して年間優勝を達成。B3から“最短”でB1のステージへと駆け上がった。
しかし、2019-20シーズンからは再びB2での戦いを強いられ、現在は再びB1を目指している最中だ。今季、ヘッドコーチには福岡出身でWリーグのENEOSサンフラワーズを指揮した梅嵜英毅氏が就任。同じく地元出身で福岡第一高校在籍時に日本一を達成した双子の重冨友希、周希と選手契約を結んだ。クラブは福岡を知る者たちを中心に、経営理念通り「バスケ王国の威信にかけて」再起を図る。