【MATCH PREVIEW】2021-22シーズン 第21節 川崎ブレイブサンダース vs サンロッカーズ渋谷
今節行われるB1第21節において、川崎ブレイブサンダースは約1ヶ月ぶりにとどろきアリーナに帰還する。待ちわびたホームのファンとともに迎えるのは、同じB1・東地区に所属するサンロッカーズ渋谷だ。
両クラブは今年1月の第16節にSR渋谷のホーム、青山学院記念館で対戦しており、その時は1勝1敗と星を分けた。GAME1は81-63でSR渋谷が先勝し、GAME2では86-60で川崎がリベンジ。このカードでは初戦で川崎が23個のターンオーバー、続く第2戦はSR渋谷が22ターンオーバーを犯して、点差を広げる原因の一つとなっている。ともに強みであるプレッシャーディフェンスが再び牙を剥くか、はたまたガード陣が落ち着いた対応でボール運びを見せるかどうかが勝敗のポイントになる。それだけに、川崎の藤井祐眞と篠山竜青、SR渋谷のベンドラメ礼生と関野剛平によるマッチアップは、一瞬も目が離せない熱い対決となるだろう。
また、互いの堅守に風穴を開けるキーマンとなり得るのがシューター陣だ。第19節の島根スサノオマジック戦、SR渋谷は連敗を喫したものの第1戦では盛實海翔が5本、続く第2戦では石井講祐が4本の3Pシュートを記録。一方、川崎は前田悟が前回のSR渋谷とのGAME1で5本、マット・ジャニングは第19節のレバンガ北海道戦のGAME2で7本の3ポイントを沈めて存在感を示している。
このカード、レギュラーシーズンで激突するのは今節が最後となる。地区優勝やチャンピオンシップ出場を争う可能性がある相手だけに、直接対決の成績でも上回りたい重要な2連戦で、誰が長距離砲を炸裂させるか注目だ。