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B.MAGAZINE

【B1クラブ紹介 vol.14】電撃的なプレーで観客を魅了する~アルバルク東京

2022.01.21

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現在、リーグ屈指の強豪クラブとしてB.LEAGUEを牽引するアルバルク東京。同クラブの歴史は、トヨタ自動車株式会社実業団として創部された1948年まで遡る。
「アルバルク東京」の名で活動をスタートさせたのはB.LEAGUEが開幕した2016年で、このアルバルクは“電撃”を意味するアラビア語を語源として生まれた言葉。スピーディーでアグレッシブな電撃的プレーで、観客を魅了するというチームの意志を表現するとともに、AL=The、V=勝利、ARK=箱舟の言葉を掛け合わせ、「勝利を運ぶ箱舟」という意味も持ち合わせている。
A東京はルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチが指揮官に就任した2017-18シーズン、「B.LEAGUE FINAL」に勝利して年間チャンピオンに輝くと、翌シーズンも頂点に立ってリーグ連覇を達成。2019年にはアジアのクラブチームが参加する「FIBA ASIA Champions Cup 2019」も制した。だが、昨シーズンはレギュラーシーズンをB1・東地区6位で終了。優勝はおろかB.LEAGUE開幕以降、初めてB.LEAGUE CHAMPIONSHIP出場を逃してしまった。
この屈辱を晴らすべく、クラブはオフシーズンに大型補強を敢行。インサイドには宇都宮ブレックスの大黒柱であったライアン・ロシターと千葉ジェッツで昨季のチャンピオンシップ最優秀選手賞(MVP)となったセバスチャン・サイズを獲得し、シューター陣には日本代表候補に選出された経験を持つ安藤周人が名古屋ダイヤモンドドルフィンズより加わった。若手では23歳の小酒部泰暉が台頭しており、リーグトップクラスの実力を持つメンバーたちをキャプテンでエースの田中大貴がまとめ上げる。
2021-22シーズンのキャプテン就任時に田中は、「このクラブがいるべき位置に辿り着けるよう、チームの中心となって戦っていきたいと思います」と決意表明。戦力は整っただけに、あとは“いるべき位置”を勝ち取るのみ。最強クラブの称号は、今シーズンで取り戻す。

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