【B1クラブ紹介 vol.12】プロバスケで秋田を元気に!~秋田ノーザンハピネッツ
2019-20シーズンに創設10周年を迎えた秋田ノーザンハピネッツ。同クラブは、活動を通じて秋田県民が『元気』『夢』『希望』『誇り』を実感できる風土づくりに寄与することを目的とし、「プロバスケで秋田を元気に!」を合言葉に立ち上がった。
クラブ名には市民クラブチームの先駆けである『秋田ノーザンブレッツR.F.C』(ラグビー トップイーストリーグ所属)と同じ「ノーザン(北)」を採用し、チームに関わるすべての人々と幸せを共有できるような存在でありたいという願いを込めて命名。選手たちを後押しするファンも熱狂的であり、会場をクラブカラーのピンクで埋め尽くすさまは「クレイジーピンク」とも呼ばれている。
B.LEAGUE開幕時はB1・東地区に所属。最初のシーズンは「B1残留プレーオフ 2016-17」1回戦で敗れてB2降格を味わった。それでも、わずか1年でB1復帰を果たすと、その後は相手に襲いかかるような強度の高いディフェンスを最大の武器に群雄割拠の東地区で戦いを続ける。
前田顕蔵ヘッドコーチが就任して3シーズン目となる今季は、地元出身でクラブの顔とも言える田口成浩が3年ぶりに復帰。千葉ジェッツでリーグ制覇を成し遂げて古巣に戻った背番号5は、その経験を秋田へ還元し、コート内外で仲間を支える役目を担う。
クラブとしてはシーズンを重ねるごとに着実に成績を伸ばしており、昨季はB1で過去最高となる28勝31敗を記録。今季は過去最強のチームを目指し、未だ達成できていない「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP」出場を狙う。