【MATCH PREVIEW】2021-22シーズン 第10節 川崎ブレイブサンダース vs 横浜ビー・コルセアーズ
B.LEAGUE2021-22シーズンの開幕戦で相まみえた川崎ブレイブサンダースと横浜ビー・コルセアーズが、今度は横浜国際プールに舞台を移して激突。今シーズン最初の神奈川ダービーでは川崎が2連勝を収めた。過去の対戦成績を振り返っても横浜はわずか1勝に留まっており、今節のホーム戦で2シーズンぶりの難敵撃破を狙う。
現在5連敗中の横浜は、6勝10敗でB1・東地区9位。敗れた10試合のうち6試合が1ケタ点差であり、白星獲得へは終盤での勝負強さがカギを握る。開幕戦のダービーマッチでは、2戦続けてニック・ファジーカス、マット・ジャニング、パブロ・アギラールの3選手に2ケタ得点を許した。今節はまず彼らを自由にさせないディフェンスに重きを置く必要があるだろう。守備の要としては、帰化選手のエドワード・モリスの奮起に期待したい。そして、攻撃を引っ張るのは日本代表候補にも選出されたチームのエース、森川正明だ。
対する川崎は、前節のアルバルク東京とのGAME2で敗れたものの、現在12勝4敗でB1・東地区2位。今シーズン、キャプテンに就任した藤井祐眞を中心に、コート上の5人が連動するバスケットを展開して好調をキープしている。その要因としては、安定した守備が第一に挙げられるが、ここまでチーム最多となる平均22.8得点9.4リバウンドをマークしているファジーカスの存在も忘れてはならない。いまだ衰えを知らずの36歳が、再び横浜の前に立ちはだかるか。