【MATCH PREVIEW】2021-22シーズン 第8節 大阪エヴェッサ vs 京都ハンナリーズ
大阪エヴェッサと京都ハンナリーズによる“京阪ダービー”が、早くも今シーズン2度目の開催。レギュラーシーズンで両者が激突するのは今節が早くも最後となる。
第2節に京都市体育館で対戦した際は、2試合連続で最後まで勝負がもつれる熱戦が繰り広げられた。GAME1ではジャスティン・ハーパーが残り1秒で逆転のジャンプショットを決めた京都が68-67で勝利。翌日のGAME2では、4Q残り7秒にカイル・ハントがオフェンスリバウンドから得点を挙げて大阪が1点リードする展開に。追い込まれた京都は最後に鈴木達也が2本のフリースローを獲得したが、このチャンスで決めきることができず。最終スコア74-75で大阪に軍配が上がった。
今節の舞台は、おおきにアリーナ舞洲。ホームの大阪としては、まずは前回の2戦合計で38得点を献上したハーパーを抑えることが勝利への近道。マッチアップが予想されるペリー・エリス、アイラ・ブラウンの働きが重要になるだろう。
一方の京都は、前回対戦からデイヴィッド・サイモンの戦線離脱、ワース・スミスの退団などがありロスターに動きがあった。大阪戦勝利へ向けては、新加入のジェロウム・ティルマンの奮起に期待がかかる。また、大阪の高さに対抗するためにも、ディフェンスでは全員が体を張って相手のチャンスの芽を摘むことが重要だ。
昨シーズンの対戦成績は2勝2敗、今節でも星を分け合えば2季連続で五分の勝敗となる。しかし、関西を代表するライバル同士、互いに連勝を目指し激しい試合になるだろう。両クラブとも開幕から黒星が先行する現状を打破するためにも、ここで白黒はっきりつけて浮上のきっかけをつかみたい。