【MATCH PREVIEW】2021-22シーズン 第6節 信州ブレイブウォリアーズ vs 秋田ノーザンハピネッツ
第5節終了時点、東地区・西地区のそれぞれ7位に位置する秋田ノーザンハピネッツ(4勝5敗)と信州ブレイブウォリアーズ(5勝4敗)が対戦。B.LEAGUE 2020-21シーズンでは開幕節で唯一顔を合わせたが、その際は秋田が敵地で2連勝を飾った。今回もそのときと同じホワイトリングで行われることもあり、ホームの信州は是が非でもリベンジを果たしたいところだ。
両クラブは10月30日から行われた「第97回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会 3次ラウンド」で3連勝を飾り、そろって4次ラウンドにコマを進めた。ただリーグ戦に焦点を当てれば、2連敗中の秋田に対し信州は3連勝中と波に乗る。互いにディフェンスを持ち味とするが、データの面では平均73.6失点と信州が上回っている。
信州のホーム2連勝へ向けて期待がかかるのは、新戦力として新たな風を吹き込んでいる熊谷航、前田怜緒、岡田侑大の3選手だろう。中でも、23歳の岡田はここまでB1全体で日本人トップの平均18.6得点をマーク。前節のレバンガ北海道戦では26得点中10得点を最終クォーターに挙げて勝利へ導いただけに、今節もオフェンス面で抜群の存在感を示せるか。
一方の秋田としては、クラッチタイムの岡田を抑えることが勝利への大前提と言える。また、信州を牽引する若手3人衆に対し、大浦颯太、多田武史、長谷川暢といった秋田の若手組もチームを勢いづかせる力を秘めており、特に多田にとっては信州の岡田が拓殖大学時代の1つ後輩にあたるだけに抑えたいところ。試合展開としては守り合いが予想されるが、多田には得意の3Pシュートを決めきり、先輩としての意地を見せてほしい。