【MATCH PREVIEW】2021-22シーズン 第3節 大阪エヴェッサ vs 島根スサノオマジック
第2節を終え、B1は早くも全勝のチームがなくなった。そんな中、現在2勝2敗の大阪エヴェッサは、今節のホームゲームで初の連勝を狙う。その相手は3勝1敗でリードする島根スサノオマジックだ。
今シーズンは8名の選手が入れ替わった大阪。中でも、大きな補強となったのは竹内譲次の獲得だ。日本を代表するビッグマンの加入でインサイドは厚みが増し、3x3日本代表として東京オリンピックに出場したアイラ・ブラウン、昨シーズンは三遠で平均17.2得点、8.5リバウンドを記録したカイル・ハントらとともに相手チームの脅威となり得るだろう。
さらにガード陣もディージェイ・ニュービルを筆頭に個性あふれる選手が名を連ねるが、開幕からケガ人を抱えているのが懸念点。それでも、前節から合田怜と木下誠が復帰したのは朗報であり、今後のチーム力向上を担うキーマンとして期待したい。
大阪にとって島根は、Bリーグ創設前からしのぎを削ってきた存在だ。今シーズンの島根は安藤誓哉に金丸晃輔、そしてオーストラリア代表のニック・ケイと、各ポジションに強力な戦力が加入。これまで以上の難敵として大阪の前に立ちはだかるだろう。
今節、大阪が第一に抑えなければならないのは、4試合で平均20.8得点、6.8アシストを叩き出している安藤だ。新天地で一層攻撃力が増した司令塔に対し、大阪の天日謙作ヘッドコーチはどんな策を講じるのか。
一方の島根も大阪の得点リーダーであるニュービルに警戒が必要。前述した合田と木下がいることで彼がより得点面に注力できるため、山下泰弘、白濱僚祐の守備での貢献が問われる。