3月19日 B.LEAGUE理事会に関するメディアブリーフィング B.LEAGUEクラブライセンスの第1回判定結果が発表
3月19日、B.LEAGUE理事会に関するメディアブリーフィングが行われました。
まず、岡村秀一郎氏の株式会社フェニックス(三遠ネオフェニックス)の代表取締役社長就任にともなう実行委員の変更について決議が行われました。
続いて、りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズンの入場者数及び事業規模の見込みが発表されています。入場者数は478万人を見込んでおり、コロナ禍が明けてから2022-23シーズンの322万人、2023-24シーズンの452万人に続き、3シーズン連続で成長が続いています。
リーグとクラブの売上を合算した事業規模でも、コロナ禍が明けてから490億円、632億円ときて、2024-25シーズンは706億円を見込んでおり、こちらも順調に伸びています。
入場者数の伸び率は落ちましたが、この要因はアリーナの改修に伴う入場者数の増加が一段落したことに加え、新アリーナ建設中のクラブが今シーズンはキャパシティの少ない会場を使用していることが挙げられます。一方で招待が減って有料率が上がっているのは良い兆候です。
入場者数はB1で平均4780人。3月は前年同月比で初めて若干の減少が見られましたが(4737人→4543人)、平日開催の試合が多かったことが影響しています。
クラブ別の入場者数でトップを走るのは9635人の千葉Jで、8142人の琉球ゴールデンキングス、6509人のアルバルク東京と続きます。昨年との比較では、B1昇格クラブの越谷アルファーズと滋賀レイクス、新アリーナを使い始めた千葉J、長崎ヴェルカが平均入場者数を大きく伸ばしています。
B2の平均入場者数は2556人で、昨シーズンの2304人から伸びています。熊本ヴォルターズ、ベルテックス静岡、福井ブローウィンズなどが平均入場者数を大きく増加させています。
また、2025-26シーズンのB.LEAGUEクラブライセンスの第1回判定結果が発表されました。審査はライセンスマネージャーの審査判定の提示に基づき、理事会にて最終判断が行われます。今日の理事会と来月の理事会で判定が行われ、5月の理事会による入会審査をもってB1、B2に昇格するクラブが正式に決定します。
今日の段階で、B1ライセンス交付を受けたのは31クラブで、今シーズンのB1所属全24クラブとB2所属の7クラブとなりました。
2024-25シーズンB1所属:24クラブ
北海道・仙台・秋田・茨城・宇都宮・群馬・越谷・千葉J・A東京・SR渋谷・川崎・横浜BC・三遠・三河・FE名古屋・名古屋D・滋賀・京都・大阪・島根・広島・佐賀・長崎・琉球
2024-25シーズンB2所属:7クラブ
福島・A千葉・富山・信州・神戸・福岡・熊本
またB2ライセンスを以下の12クラブが交付されています。
2024-25シーズンB2所属:2クラブ
山形・愛媛
2024-25シーズン準加盟:10クラブ
岩手・東京U・立川・横浜EX・新潟・岐阜・岡山・山口・徳島・香川
一方で、継続審議として4月の理事会に判断が持ち越されたクラブは以下となります。
2024-25シーズンB2所属:5クラブ
青森・福井・静岡・奈良・鹿児島
2024-25シーズン準加盟:1クラブ
さいたま
継続審議となったクラブのうち、B1ライセンスの審議を受けているのは青森・福井・静岡・鹿児島の4クラブ。B2ライセンスの審議を受けているのは奈良とさいたまとなります。
B.LEAGUEからすでに発表されている通り、2025-26シーズンは『B.革新』前の最後のシーズンとなるため、今シーズンは降格ルールがなく、B2からB1へ、B3からB2へ、それぞれ2クラブが昇格するのみとなります。上位2クラブが必要とするライセンスを保有していない場合は、年間最終順位3位以下のクラブが昇格することになります。3位と4位については、B2、B3のポストシーズンで行われる3位決定戦の結果により決定されます。
三遠ネオフェニックス 実行委員の変更
https://www.bleague.jp/news_detail/id=469236
2025-26シーズン B.LEAGUEクラブライセンス 第1回判定結果について
https://www.bleague.jp/news_detail/id=467371