B.Hope × スペシャルオリンピックス日本「Challenge with ALL」愛知連携 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ × SON・愛知
2022年5月、B.Hopeとスペシャルオリンピックス日本(以下、SONは、全国の各地域におけるインクルージョン社会の実現に向けた共同プロジェクト「Challenge with ALL」を発表しました。B.LEAGUEのクラブとSONの地区組織が、地元市民や企業、行政を巻き込みながら知的障がい者への理解を深め、誰もが輝ける社会を目指す活動です。2年目となる本プロジェクトは愛知県での連携をスタートし、2024年4月20日に名古屋ダイヤモンドドルフィンズとSON・愛知の活動が行われました。
(※)スペシャルオリンピックス日本は、知的障がいのある人たちのスポーツを通じた挑戦や社会参画を支援し、障がいのある人もない人も楽しめる「ユニファイドスポーツ」の普及に取り組む国際的スポーツ組織の国内本部。
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B.LEAGUE Hope × SON 共同プロジェクト「Challenge with ALL」 愛知展開スタートのお知らせはこちら
ドルフィンズファミリーとSOアスリートがバスケットボールクリニックに参加
名古屋ダイヤモンドドルフィンズは「Dolphines Smile(ドルフィンズスマイル)」という社会貢献プロジェクトを実施しており、当日は年に1度の「ドルフィンズスマイルデー」の開催日でした。この日に合わせて実施した本活動はまず、同クラブアカデミーコーチによるバスケットボールクリニックが、メインコートで行われました。クリニックには、ドルフィンズファミリーの小学生とSON・愛知のアスリートが参加。障がいのある人とない人で一緒にペアを組んでのドリブルリレーや、混合チームによるシュート対決、最後には5対5のミニゲームを実施しました。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズの山下コーチは「(ドルフィンズファミリーの)子どもたちは最初人見知りをしていましたが、(SOアスリートの方々は)コミュニケーション能力がとてもあるので、おかげで上手く交流ができたと思います。シュートゲームでは混合チームの中で、一緒に喜んだりお互いを応援したりしている姿が印象的でした。(ドルフィンズファミリーの)子どもたちにとっても、このような機会はとても良い体験でした」と振り返りました。
歌に想いを乗せて!ースペシャルオリンピックス日本の公式応援ソングを披露
ハーフタイムには、SOアスリートとシンガーソングライター Asumiさんが歌唱パフォーマンスを披露。SONの公式応援ソング「YOUR SONG」(※)に想いを乗せて、多くのドルフィンズファミリーにご覧いただきました。
SOアスリートを代表して挨拶を行った味岡さんは「みなさんこんにちは、スペシャルオリンピックス日本・愛知でバスケットボールプログラムに参加している味岡です。昨年の夏に富山で開催された東海・北信越ブロック競技会で全勝し勝つことができました。次回も優勝できるように頑張って練習します。皆さん、応援よろしくお願いします!」と、競技への想いを伝え、多くの拍手が贈られました。
また、SOアスリートと共に歌唱パフォーマンスを披露いただいたシンガーソングライターのAsumiさんは「スポーツの世界で一緒にパフォーマンスができることは、一つの幸せの形であり、それが具現化して見えることはとてもすごいことだと感じました。今回は知的障がいのある方々の中に耳が聞こえにくい方もいらっしゃると聞きましたので、手話にもチャレンジしてみました」と、本活動への深い理解と最高の歌唱パフォーマンスを共に実現していただきました。
(※)「YOUR SONG」は GLAYのボーカルTERUさんがSONを応援するための 楽曲として作詞・作曲された曲で、この歌は知的障害 のあるアスリートに勇気と希望を届けています。
会場内のブースではSOボッチャ体験も開催!
会場内のブースでは、SOのスポーツプログラムとして実施しているボッチャ(SOボッチャ)の体験ブースも開かれました。障がいの有無に関わらず、大人から子どもまで気軽に楽しめるのが特徴のボッチ(SOボッチャ)競技に、多くの方々が参加しました。
B.LEAGUE 島田慎二チェアマンや、SON 平岡拓晃理事長も参加し、ドルフィンズファミリーとの対決や交流するシーンもあり盛り上がりを見せました。
今後も「Challenge with ALL」の活動にご注目ください。