2024/06/25B.HOPE ACTION#065

B.Hope ACTION「そなえてバスケ supported by 日本郵便」クラブ対抗戦「そなえてバスケ杯」

 

未曾有の被害をもたらした2011年3月11日の東日本大震災、そして2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震など、日本においてはいつどこで大きな地震が発生してもおかしくない状況にあり、それゆえに「備えること」の重要性が更に高まっております。今後起こりうる大きな災害から一人でも多くの命を守るためには、一人でも多くの方々に災害に対する備えの大切さを伝え、防災の重要性を知ってもらうことが必要となります。B.LEAGUEは、被災地支援はもとより、個々が「防災」というアクションを起こしていくことも重要と考え、昨年よりバスケットボールを通して防災意識向上を目指す「そなえてバスケ supported by 日本郵便」を発足いたしました。

本アクションを通して、B.LEAGUEおよびクラブが持つ発信力、地域を巻き込む力を活用し、一人でも多くの方に防災意識を高めていただく。そして日本各地の防災力を高め、災害による被害を極小化することを目指しました。

そなえてバスケ杯 実施概要

 

・実施期間:2024年2月6日(火)~ 3月24日(日)
・開催内容:「ディフェンス・アクション(防災バスケ)」と、ヤフー防災模試を活用した「ファン防災アクション」の2つの防災アクションで合計ポイントを競い、最も高いポイントを獲得したクラブが優勝。 また、B.LEAGUEとクラブが防災クイズを発信する「防災SNSリレー」も実施。
・表彰:B1優勝クラブ、B2優勝クラブ、B1準優勝クラブ、B2準優勝クラブ、特別賞を決定。

※詳細は特設サイトをご覧ください。

バスケットボールをしながら楽しく防災知識を学ぶ

2月6日~3月24日の約2ヶ月間に渡り実施された、クラブ防災アクション「ディフェンス・アクション(防災バスケ)」。B.LEAGUE所属のクラブがユースやアカデミーの練習時、幼稚園、学校訪問、バスケットボールクリニック、ホームゲーム前のイベントなどの時間を活用し、子どもたちにバスケットボールをしながら防災知識を学ぶディフェンス・アクションを実施しました。

参加した子どもたちや、実施に携わった担当者は
「防災模試で出る問題がディフェンスアクションにもあり、バスケットボールを通じてより深まりました!」
「バスケットボールのことも防災のことも練習できてよかった」
「防災の知識だけでなく、バスケットボールと合わせることで子どもたちが楽しく学ぶことができました!」
「回数を重ねるごとに、子どもたちの防災への知識がとても深まっていきました」
「繰り返し行うことでスピードが増して素早く動ける様になってきています」
などの感想が出ていました。

期間中、B1・B2の25クラブが実施し、合計約2800回ものディフェンス・アクションが実施されました。

ユースで実施する宇都宮ブレックス

アカデミーで実施する横浜ビー・コルセアーズ

ホームゲームで実施する名古屋ダイヤモンドドルフィン

「東日本大震災復興祈念試合」で実施する岩手ビッグブルズ

アカデミーで実施するバンビシャス奈良

トップチームの選手も実施したライジングゼファー福岡

災害時に役立つ知識をスマートフォンで身に付ける「ヤフー防災模試」を多くのファンが実施

3月5日~3月24の約1ヶ月間に渡り実施された、ファン防災アクション「ヤフー防災模試」。
ヤフー防災模試は、地震や台風、豪雨の際に役立つ知識を身につけていただきたいという想いから、LINEヤフー株式会社がスマートフォン向けに提供しているコンテンツです。B.LEAGUEのクラブがSNSを通じてファンや地域の方々に受験促進を促しました。
また選手、マスコット、スタッフ自らも防災模試にチャレンジする「そなえてバスケチャレンジ」企画も実施しました。
※「そなえてバスケチャレンジ」スポナビ記事はこちら

期間中、約5万人以上の方に受験していただき、受験者の方からは「初めて知ることが多かった」「地震や豪雨災害があったから、防災について改めて学ぶことができてよかった」などのコメントをいただきました

 

川崎ブレイブサンダース 篠山竜青選手

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 齋藤拓実選手

群馬クレインサンダース マスコット サンダくん

大阪エヴェッサ AIRA(ガールズパフォーマンスユニット「BT」リーダー)

今年はさらに、B.LEAGUE全体で防災意識の向上を目指して、B.LEAGUEとクラブが、X(旧Twitter)上で、防災に関する2択クイズを出題。実施期間中に、毎日リレー形式で防災のバトンを繋いでいきました。
※詳細はX(旧Twitter)内「#SNS防災リレー」で検索ください


約2ヶ月間に渡り実施した、そなえてバスケ杯の最終順位は

B1優勝 千葉ジェッツ
B1準優勝 宇都宮ブレックス
B2優勝 福島ファイヤーボンズ
B2準優勝 バンビシャス奈良
特別賞 B1 富山グラウジーズ、B2熊本ヴォルターズ

となりました。

※全クラブの最終順位は特設サイトからご覧ください。

優勝の千葉ジェッツ、福島ファイヤーボンズはコート場で表彰式を実施しました。

B1優勝 千葉ジェッツ

B2優勝 福島ファイヤーボンズ

B1準優勝 宇都宮ブレックス

B2準優勝 バンビシャス奈良

B1特別賞 富山グラウジーズ

B2特別賞 熊本ヴォルターズ

B.Hopeではこれからも全国のクラブと協力しながら、災害への知識を高めていくことによって、安心安全な地域、そしてスポーツに取り組むことができる環境を作ると同時に、日本全体の防災力を高めていきます。

そなえてバスケ杯の関連記事は以下よりご覧いただけます。
※2023-24シーズン所属情報

▼「そなえてバスケ杯」が今年も開幕 島田チェアマンに聞くB.LEAGUEの社会的責務
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▼能登半島地震を受けて北陸からの声 富山・水戸健史の考える「B.LEAGUEができること」
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▼ベンドラメ礼生が語る社会貢献と選手会活動 被災地支援を「自己満足」にしないための考えとは?
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