2023/06/16B.HOPE ACTION#054

B.Hope ACTION「そなえてバスケ supported by 日本郵便」クラブ対抗戦「そなえてバスケ杯」

2023年は関東大震災から100年の節目を迎えます。首都直下地震、南海トラフ地震の発生可能性の高まりが懸念され（30年以内の発生確率は70％以上 ※1）、さらに近年日本各地での豪雨災害も増えています。今後起こりうる大きな災害から一人でも多くの命を守るためには、多くの子どもたちに災害に対する備えの大切さを伝え、防災の重要性を知ってもらうことが必要となります。そのような状況下において、B.Hopeでは、バスケットボールを通して防災意識向上を目指す「そなえてバスケ supported by 日本郵便」を発足いたしました。本アクションは「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO B.Hope ACTION」の活動として「ディフェンス・アクション（防災バスケ）」を実施することからスタートいたしました。（※2）

2023年2月1日（水）から「ディフェンス・アクション（防災バスケ）」と「ヤフー防災模試」の2つの防災アクションで得点を競う、クラブ対抗戦「そなえてバスケ杯」を実施し、クラブとともに各地域における防災教育を行いました。

B.LEAGUEは本アクションを通して、B.LEAGUEおよびクラブが持つ発信力、地域を巻き込む力を活用し、一人でも多くの方に防災意識を高めていただくことを目指していきます。

※1　内閣府「防災情報のページ」
※2　『B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO B.Hope ACTION「そなえてバスケ supported by 日本郵便」』の活動レポートはこちら：https://www.bleague.jp/b-hope/hope-action/action_detail/id=324277

【対応するSDGs】

そなえてバスケ杯実施概要

・実施期間：2023年2月1日(水)～4月2日(日)
・開催内容：クラブが行う「ディフェンス・アクション（防災バスケ）」とファンが参加する「ヤフー防災模試」を実施。クラブ対抗で2つの防災アクションの合計ポイントを競い、最も高いポイントを獲得したクラブが優勝。・表彰：B1優勝クラブ、B2優勝クラブ、B1準優勝クラブ、B2準優勝クラブ、特別賞を決定。

※詳細は特設サイトをご覧ください。
https://www.bleague.jp/b-hope/sonaetebasket

クラブ防災アクション「ディフェンス・アクション（防災バスケ）」
－Bクラブの地域の子どもたちが楽しく、バスケットボールをしながら防災を学ぶ

2月1日(水)～4月2日(日)の約2ヶ月間に渡り実施された、クラブ防災アクション「ディフェンス・アクション（防災バスケ）」。Bクラブがユースの練習時や幼稚園、学校訪問、バスケットボールクリニック、ホームゲーム前のイベントなどの時間を活用し、子どもたちにバスケットボールをしながら防災知識を学ぶディフェンス・アクションを実施しました。

参加した子どもたちからは

「災害時に自分の身を素早く守りたい！」
「どんな時でも自分の身を守れるようにしていきたい！」
「災害後の生活や備蓄品についてたくさん知ることができた」
「バスケを通じて防災を学べて楽しかった！」
「緊急時には色んな人と助け合っていきたい」
「エレベーターに乗っていた時の初期行動など初めて知ることがあり勉強になった」

などの感想が出ていました。

期間中、B1・B2の25クラブが実施し、合計約985回ものディフェンス・アクションが子どもたちに実施されました。

※宇都宮ブレックスでは「ブレックス防災アクションWEEK」を設定

※「地震」のプラカードを見て、しゃがんで頭を守る宇都宮ブレックスのユース生

※川崎ブレイブサンダースではサンダースコートにてディフェンス・アクション実施

※プロ車いすバスケットボールプレーヤー香西宏昭選手も
ディフェンス・アクションに参加

※各対象者に必要な備蓄品を覚える千葉ジェッツユース生

※備蓄品リストを持って記念撮影するシーホース三河。
U18選手とバスケットボールスクール生

※子どもたちとディフェンス・アクションに参加する
山形ワイヴァンズ眞庭選手と鈴木選手

※備蓄品カードを届けるライジングゼファー福岡石井選手

※子どもたちとディフェンス・アクションに参加する福島ファイヤーボンズ山内選手

※B.LEAGUE 島田チェアマンも参加

ファン防災アクション「ヤフー防災模試」
－1人でも多くの人に災害時に役立つ知識を身に付けて欲しい

3月9日(木)～4月2日(日)の約1ヶ月間に渡り実施された、ファン防災アクション「ヤフー防災模試」。
ヤフー防災模試は、地震や台風、豪雨の際に役立つ知識を身につけていただきたいという想いから、Yahoo!JAPANがスマートフォン向けに提供しているコンテンツです。BクラブがSNSを通じてファンや地域の方々に受験促進を促しました。
また選手、マスコット、スタッフ自らも防災模試にチャレンジする「そなえてバスケチャレンジ」企画も実施。見事トップ5に選ばれた選手、マスコット、スタッフはスポナビ記事で紹介。

※「そなえてバスケチャレンジ」スポナビ記事はこちら
1～3回戦：https://sports.yahoo.co.jp/official/detail/2023032400121-spnaviow
4～5回戦：https://sports.yahoo.co.jp/official/detail/2023033000056-spnaviow

期間中、約3万人以上の方に受験して頂き、受験者の方からは「何回もやっているうちに覚えられる」「間違って理解していることもあって気づきが多かった」「知らなかったことを沢山学べて良かった」など多数のコメントを頂きました。

※宇都宮ブレックス比江島慎選手

※シーホース三河シェーファーアヴィ幸樹選手

※名古屋ダイヤモンドドルフィンズ坂本聖芽選手(左)、
菊池真人選手(中)、張本天傑選手(右)

※広島ドラゴンフライズ寺嶋良選手

※サンロッカーズ渋谷「サンディー」

※川崎ブレイブサンダース「ロウル」「IRIS」

※青森ワッツ「クイッキー・デッチ」

震災は必ず起こる
－継続して実施していくことが大事

約2ヶ月間に渡り実施した、そなえてバスケ杯ですが、4月10日(月)に最終の結果発表。

最終順位は

B1優勝　千葉ジェッツ
B1準優勝　宇都宮ブレックス
B2優勝　福島ファイヤーボンズ
B2準優勝　長崎ヴェルカ
特別賞　川崎ブレイブサンダース、広島ドラゴンフライズ、ライジングゼファー福岡

となりました。

※全クラブの最終順位は下記特設サイトからご覧ください。
https://www.bleague.jp/b-hope/sonaetebasket/#awards

優勝の千葉ジェッツ、福島ファイヤーボンズはコート場で表彰式を実施。表彰楯とクラブロゴ入りオリジナル防災グッズを贈呈。